区役所のフレッシュマンたち

四月一日から、区役所入り口などでフレッシュマンが朝から来庁者にあいさつしている。

ある方は、いいんじゃないの、と言っていた。



でも不自然でしかたない。

公務員は、市民の公僕であり、地方自治を担う、市民のパートナーというのが憲法上の位置づけではないのか。

新区長は、区民に「おもてなしサービス」の実施などといって、区民を客扱いすることが大事だし言っている。

区役所も民間の手法を取り入れることが大事だと最近さかんにいわれ改革と称して、PFIや指定管理者の導入が実行されている。

しかし、これらによって、行政サービスが民間任せになり、議会にさえ、まともな会計報告ができなくなっている。つまり、地方自治の否定である。

そんなに区民が大事ならば、わが党が主張している医療費の負担軽減や特養ホームをもっとつくってほしいものである。23区で最低になった高齢者福祉予算(2008年度普通会計決算の結果)を増額して、最低という汚名を返上することではないか。



あいさつは大事なことだ。

お花茶屋駅で駅頭宣伝に立つと、たくさんの区職員が通る。あいさつをしてくれる職員は圧倒的小数である。

ビラをまきながら、何百回と私はあいさつをしている。



フレッシュマンたちに対して公務員としてのもっと大切なことがあるのではないかと思う。