ニカラグア オルテガ大統領再選

サンデイニスタ民族解放戦線のオルテガ氏が大統領選挙を制しました。

70年代から80年代にかけて、米国に追随し、独裁体制のソモサ政権を倒した後、米国は、第二のキューバ化をおそれ、「コントラ」という反革命武力集団と内戦状態でした。

革命政権の権力の座にあったオルテガ氏でしたが、和平に成功し、1985年大統領選挙に当選。
しかし、1990年の大統領選挙で敗北し野党になりました。その時のオルテガ氏の言葉が忘れられません。武力で権力を掌握したが、「民主的な選挙によって国が運営されることが我々の願いだった」と。

選挙戦に敗北した陣営がいいがかりをつけていることが報道されていますが、「その当時のオルテガ氏を見習いなさい」といいってやりたいです。