終戦の八月

毎年、八月は原爆投下、二度と悲劇を繰り返してはならない、15日の敗戦を機に不戦の誓いは国民的な常識だと思います。

竹島の領土問題は、冷静に話し合うべき国際問題だと思います。しかし、ここにきて、従軍慰安婦問題について、東京都知事大阪市長という公職にある人物が歴史的事実をゆがめる言動、その根源を「河野談話」が間違っているなどとケチをつけています。

河野談話」と言われても全文を読んだ方は少ないと思います。しかし、一定の時間をかけて精査された見解であり、一言で間違いと言い切るのはあまりにもゆがんだ見方だと言い切ることができます。忌まわしい事実はあったのです。

このようにあったことを「ない」と主張する方々は、あの戦争が「正しい戦争」だという結論にしたいのでしょう。要するにウルトラ極右です。こんな国際感覚の方々は、国政に参画する資格はありません。

不戦の誓いの8月を汚す「妄言」はやめていただきたい。