オスプレイが必要???

昨日、対話訪問したあるお宅で、「共産党オスプレイ反対って、言ってるけど、必要じゃないの?」といわれました。その理由は「中国に尖閣をとられるんじゃないか」と心配されているわけです。

外務省とマスコミの「わな」はこうしてつくられるのだなと実感しました。
中国脅威論、軍備の増強、米国との同盟関係強化。こうした図式は今始まったわけではありません。

領土の件では、中国だけではなく、韓国、台湾も対立が広がっています。中国だけが問題なのではありません。

ヨーロッパでは、冷静な論調が報道されています。日本は先の大戦で、近隣諸国にもたらした被害に対して反省がない、あっても乏しいというものです。明晰な分析なのですが、それを認めようとしない世論は深刻です。

しかし、これが一つの焦点になっている今、私たちの考えを広げるチャンスととらえるべきだと思います。