赤旗軽視することなかれ

小泉元首相の首席秘書官を務め、現在、安倍政権で内閣参与でもある飯島勲氏が、「無念!小渕辞任、本当は防げた」と残念がっているそうだ。

それは、雑誌「プレジデント」の記事で「小渕政治資金スクープに隠された秘密」という一文で、閣僚候補の「身体検査」が十分なされていなかったことを嘆いている。そして、小渕前経済産業大臣の政治資金問題を最初にスクープしたのは、「週刊新潮ではない、赤旗がその一か月前、9月18日に小渕大臣、第三の"財布"企業団体献金2758万円」と報じていたことを紹介している。

「敵政党の機関紙だからと甘く見ていると、後で痛い目を見るのである」と書いているそうだ。

自民党の大幹部から「敵政党」とみられているのだから、やはり、「自共対決」の構図は間違いない。