ウルグアイ・ムヒカ前大統領の来日

南米ブラジルとアルゼンチンの間にあるウルグアイの前大統領が来日したことが話題になっています。世界一貧しい大統領とよばれ、財産は、古い車・ワーゲンのビートルと野菜を育てる農場だけとも言われています。軍事政権にゲリラ戦で対抗し、その軍事政権が倒れるまで、13年間収監されていたなど話題の多い大統領でしたが、ウルグアイだけではなく世界の人々に惜しまれつつ引退した大統領であり、御年80だという。

ムヒカ大統領が、演説で「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」といいました。無欲な大統領だけに重みのある言葉です。「石器時代に帰れと言っているのではない、クローバリズム社会を政治でコントロールする必要がある。金持ちは政治家になるべきではない」と発言し続けてきました。

おりしも、舛添都知事が豪華海外視察批判に対して、質問した記者に「トップが二流ホテルに宿泊できるか」と恫喝したそうです。

「日本人は幸せですか?」と問う前大統領。舛添都知事は幸せなのか不幸なのか。