伝統

大相撲の地方巡業・京都府舞鶴市で市長があいさつの際、クモ膜下出血で倒れました。幸い、看護師の女性がいて、心臓マッサージをするために土俵に上がりました。テレビでもこのシーンを見ましたが、見事な手さばきだと思いました。しかし、会場のアナウンスでは、「土俵から降りてください」と繰り返しアナウンスがあったことが問題になり相撲協会理事長が陳謝しました。話は、これで終わらず、土俵に大量の塩がまかれたとのことです。あきれた話ではないでしょうか。

 伝統といいますが、性による差別はなくてもよい伝統だと思います。皇室でも女性天皇がいました。現在は、男性しか認めていないのは、その後つくられた伝統なのでしょう。日本相撲協会公益法人なのですからすべての国民に公益をもたらすべきです。