葛飾区の在留資格者

外国人労働者の受け入れを拡大しようとする出入国管理法改定案が波紋を広げています。葛飾区には、外国人、約21000人以上が住民基本台帳に記録されています。中長期在留者は法律に基づいて29種類にも分かれていますが、最も多いのは永住資格の約6000人でいま問題になっている技能実習等の業務に係る外国人は、4000人ほどだとみて取れます。区内には、留学生として在留している方も3000人を超え、多くの留学生が仕事もしていると思われます。

外国人研修生が劣悪な条件で働かされ、人権が蹂躙されていることは国会でも大問題になっています。この大問題を解決しないまま、受け入れの拡大を行えば、人権蹂躙と搾取の拡大になるのは火を見るより明らかです。

葛飾区は人口増がまだ続いています。日本人の人口増もありますが、外国人の人口増数でも率では大きくが上回っています。政府提案の出入国管理法改定が行われれば、さらに拍車がかかるでしょう。慎重な審議が必要なのはいうまでもありません。