区ICT化推進計画案について

学校のIT化も確実に進んでいます。すべての教員をコンピュータの端末で管理しようとしています。

その割には、上記の計画を「フライトシステム」という会社に丸投げしてつくらせました。もちろんプロポーザルという名の随意契約、予算上では約960万円もかけて。

なぜ、教育の専門家集団の教育委員会内部でつくれないのか。

単純な記述では、誤解を招きやすいのですが、要するに「忙しいからだ」という開き直りです。



随意契約というのが、怪しいですね。しかも、この会社は、電子自治体の基幹システムの構築を「ウリ」にしており、教育委員会も昨日の委員会でそのこと認める答弁をしました。



前期は、区の基幹システムをNECに丸投げして、未完成の不良品を買わされ、ひそかに予算を追加して直そうとしたが、治らなかったことが大問題となって、今でも尾を引いています。



私は、問いました。「こそこそやっていると怪しまれるのではないか。将来、問題が生じる可能性があるのでは」と。担当部長は、力んで「ありません」と答弁しました。



教育にかかわるコンピュータ、IT化は、ツールであって、目的ではありません。しかし、システムの販売会社は、売ることが目的です。だからこそ随意契約が都合が良いのでしょう。今のIT化は、教員の管理の目的に見えるのは私だけではないと思います。