ピースおおさか 国際化を考える





先週、東大阪市の視察のさい、大阪城公園内のピースおおさかという戦争資料館を見学しました。府と大阪市によってつくられた官製の施設ですが、日本の戦争の歴史を大阪空襲という被害者としてだけではなく、アジアで日本軍が何をしてきたか、そして、当時植民地としていた朝鮮人や中国人に対してどれだけむごいことをしてきたかを告発もしています。



 固有名詞はさけますが、先月区議会には、いま、国会で問題になっている外国人の地方参政権を認める法案がでるかどうか問題になっていますが、区議会として参政権を認めない意見書を国にあげてほしいという陳情です。



 個人が私たちと異なる意見をもつことは認めますが、事実をゆがめた外国人差別は許されません。

 思想信条の自由は憲法で認められていますが、共産党員だからといって、いわれのない差別は経験したこともありますし、いわれのない中傷も受けることがあります。私たちはそれと戦い続けていきます。

 同時に、差別するものは、されているものの気持ちを理解できないというのが多くの公平にモノを見ることのできる人たちの常識ともなっています。

 

 私は、日本の過去の過ちをみとることが真の国際協調の出発点であると信じています。