新幹線の中で

 4月21日の夕刻、議会運営委員会の視察がおわり、帰京する新幹線で電光板に流れるニュースを見ていました。「参院選からネット選挙解禁」「桝添新党」「株の取引」いつものことだが、まえから「へんだな」と思っていたことがあります。
 「キャリーバッグを使用するお客様は十分ご注意ください。」と字幕が流れる。
 なぜ、キャリーバッグが危険なのか理解できない。私は、キャリーバッグは、めったに使用しないが。

 キャリーバッグを使用しているのは、圧倒的に外人が多い。
 日本語がわからない外人には、意味がない。

 さらに、「キップの紛失にご注意ください。」そして、「紛失した場合、お求めのキップを再度、購入していただきます」そのうえ、「領収書は、キップのかわりになりません。再度、キップを購入していただきます。」なんと横柄なことか。よくよく考えると腹が立つ。JRだって、田舎では、無人駅ばかりではないか。

 だいたい、飛行機は、キップを回収なとしないではないか。外国の地下鉄は、定額制が多く、キップを回収しない。時間で料金が増す場合はあるが。最近行ったイタリアのローマやナポリでは、バスも国鉄もキップを購入しても、乗るときも降りる時も誰も点検しない。自主申告のだ。
 
 この注意も、日本語が堪能な外国人しか理解できないだろう。
 外国人が、英語以外でクレームをつけられたらどうするのだろう。各駅には、通訳がいるのだろうか。

 JRのこの傲慢さが、過去の不幸な事故とその処理の不明朗な態度と重なる。