国民救援会葛飾支部再開大会

9月2日、国民救援会葛飾支部の再開集会が行なわれました。なぜ再開集会なのか。かつて支部があったからです。戦前から弾圧に屈せず戦い続けた先輩たち、戦後もたびたびおこる弾圧事件に葛飾支部としての足跡がありましたが、70年代半ばに体制がなくなってしまいました。しかし、葛飾ピラ配布弾圧事件をたたかう中で救援会の再開の必要性が議論され、再開集会となりました。

区議団を代表してあいさつしましたので、ご紹介します。

日本共産党葛飾区議会議員団を代表して、ごあいさつ申し上げます。

このたび、国民救援会葛飾支部の再開集会が開催されますことは、日本共産党葛飾区の歴史にとりましてしも、大変意義深いことだと思います。

党の歴史は、創立当時から弾圧との戦いでありました。いまも形は変わっていますが、荒川さんの事件や社会保険庁職員の弾圧事件によっても明らかですが、言論の自由を守る戦いは、今日的な大事な課題だと思うからです。

身に余る役目でしたが、荒川さんの代理として、二年前、国民救援会の中野支部の50周年行事に参加させていただく機会がありました。ちょうど布川事件の桜井さんも来ていらして、高裁への再審が決定したといううれしいニュースの直後でした。桜井さんは、よろこびを体で表現するように自慢のノドで何曲も歌っていまた。

なによりも中野区の救援会は、中野で発生した事件はもちろん、全国で起こる冤罪・単圧事件に積極的にかかわり惜しみない努力をされていたことでした。

その救援会の葛飾支部としてその一翼を担うことができることに喜びたいと思います。

後に報告されることではありますが、先輩議員(野島英夫さん)が救援会の要職として奮闘されるとのことですが、それだけに、区議団としての役割の重要性をかみしめています。

ともに、頑張りましょう。