保育園が足りない

9月16日から始まる、第三回定例会では、初日の本会議でくらし雇用、まちづくりなどについて質問する予定ですが、そのうち大きな柱は、保育所が足りないという大問題です。

葛飾区でも、四月時点での待機者が、急増し、ことしは百名を上回っています。
子どもは、五月、六月と毎月生まれてきます。ところが区内の認可保育園、区立も私立も制度として、葛飾区の窓口に申し込むのですが、九月一日に公表された、10月一日から入所の案内では、なんと「ゼロ才」「一才」の入所枠はゼロなのです。認証保育園もどこも満杯状態です。

産休が明けて仕事しようにも仕事ができない、育児休暇が認められる職場も実際は限られています。
しかも、その間の、収入の保証はありません。この事態を異常と思わない行政は、それこそ以上です。

そもそも、待機児をなくす基準を四月の入所時期としている行政の考え方が怠慢だと言わなくてはなりません。私たちの調査では、昨年、四月の待機児は六十名ほどでしたが、今年二月の時点では、600名を超えていました。こんな状態なのに、保育の需要には地域偏在があるなどと、とぼけた答弁をしているからです。

緊急対策を実施すべきと迫りたいと思います。