円高

円高が国内の経済に悪影響を及ぼしています。

G20の会議も行われましたが、アメリカ、ヨーロッパは、中国の人民元が安いと批判をしています。日本から言わせれば、円が実力以上に高くなってるのはドルもユーロも下げといて輸出を有利にしようという思惑があることは、間違いなく、自分のところの通貨を実力以上に下げていて、日本に甚大な被害をおわせておきながら、中国批判は身勝手ではないかと思います。

ところが、マスコミではこれに対する批判はあまり行なわれていません。アメリカが同盟国であり、日本の利益よりもアメリカ利益を大事にしているとしか考えられません。
基地問題にしても何をかいわんやであります。

最近の週刊誌の見出しをみると、その怒りのはけ口を中国批判に向けているようにも見えます。
反日デモと言われると日本人である私たちにとっては、気持ちいいもの手はありません。

しかし、中国での1000人規模のデモが起きたことをテレビで大問題にしていますが、日本でも、国会付近では連日のように、数100名から数1000人のデモは行なわれています。国民の様々な要求に根差した行動が行なわれているのですが、どうでもいいというような扱い方です。真実を隠そうという生臭さを感じます。