ダムのムダ

10月29日のプログで二つ目の写真は、北秋田市鷹ノ巣地区の太鼓祭りで使用されている世界一の大きさの太鼓だそうです。太鼓の館という建物に収められており、毎年旧盆に蔵出しされお祭りが行なわれているとのことです。

この施設には、世界の珍しい太鼓が陳列され、自由に楽しめる太鼓も多くなかなかおもしろいところでした。

写真のダムは、北秋田市の森吉ダムという、まだ未完成のダムです。上流に昭和28年に完成したダム、太平湖というダムがありますが、総額1900億円でつくられたダムです。水をせき止める部分を石で積み上げる方式で、その石は、近くの山を切り崩して運んできたとのことです。
治水のため発電のためと地元への説明はコロコロ変わり、最終的には何でもアリで、地元の市会議員は、巨大なムダであると説明してくれました。
 
八ツ場ダムの問題は宙ぶらりんみたいなことになっています。何回でも「説明に参ります」と言っていた民主党国土交通大臣は、外務大臣になってしまいました。八ツ場ダムは不要だと思います。しかし、何十年と積み上げてきた住民の思いも大切にして方向転換する必要があったのではないでしょうか。