宝のもちぐされ

立石駅前の一等地。前は、長崎屋があり、その後、立石地区センターになっていた建物をこわし、今は自転車駐輪場になっている。その塀に、再開発の絵がかざられている。

この再開発は、地権者の賛否が拮抗しているので、事業化は進められない。もう何年もその状態は変わらないのに、区は再開発推進派に肩入れして、この再開発ビルに区役所を移転させることまで視野に入れている。

あたらしい地区マスタープランは、それを念頭に、立石駅を含めて行政拠点に位置づけようとしている。
しかし、再開発に固執すればするほど連続立体交差化事業にも影響するだろう。

立石駅前の一等地は、自転車置き場ではなく、商店街が活用できる、また、定期的に後退することもあえるが人が集まる自由市場などにするほうがいいのではないだろうか。

再開発に後戻りはないと脅かすように地区センターを壊し、駐輪場に無理やりして、塀に絵を飾る、無神経で清算的とはいえない、税金のムダ遣いの典型はやめたほうがよい。

行政拠点が泣いている。