コンビニで住民票・・・

今日から、葛飾区では、コンビニで住民票がとれることになった。すでに他の自治体でも実施しているところもあります。そのためには、新たに住民基本台帳カードを取得する必要があります。

しかし、なり済ましなどの事件が多発しているとの報道もあります。

だいたい、住民票が必要な時とは、どういうときでしょうか。いまや、パスポートの申請でも必要ありませんし、自分の記憶では、住宅ローンの借り換えのときぐらいだったでしょうか。

このシステム導入に投入された予算は、システムの開発に5300万円、導入の際、人件費として約700万円で計6000万円でした。さらに、コンビニで住民票をとるときは、割引するため区の収入が減ってしまいます。これに先立ち、住基カードを取得するのに費用がかかりましたが、無料になりました。それによる区財政への影響額はさらに膨れ上がることになります。

一見、区民サービスの向上に見えますが、プラスよりもマイナスのほうが大きいのではないでしょうか。