現地調査

葛飾青空の会が主催する現地調査に私も参加し、これには、東京都第五建設事務所や葛飾区役所道路補修課の職員なども参加していただきました。
東京大気汚染裁判で東京都との和解の内容は、ぜんそくなどの無料医療費制度の創設や道路の改善など画期的な内容であったことはよく知られていますが、患者会とともに東京の空気を改善するためには、自転車道路の整備を促進するとともに街路樹を改善して、人にやさしい街づくりの推進という合意のもとで進められているものです。


新小岩駅東北口に設置された自転車専用レーンです。


東京都第五建設事務所は、平和橋通りの巽橋から奥戸街道京成押上線の踏切までの区間について、自転車レーンの設置と植樹を今年度から来年度にかけて改善するとしています。

自転車レーンについては、東新小岩五丁目の消防署から平和橋通りまでは今年度中に幅1.5メートルのアスファルトを青く塗って整備し、それ以外は暫時進めていくそうです。

植林については、巽橋から消防署までの区間の落葉樹はすですべて撤去し、今後、緑葉樹に植え替え、低木も枯れている部分や、そもそも緑地帯のないところはできるだけ増やしていく予定です。

また、奥戸街道以北は、基本的にプラタナスの木が植えてありますが、これも、緑葉樹に転換されます。当然、落葉樹は、冬は葉がなくなりますから、緑葉樹のほうが換気機能が高いからです。

今後も、改善要求をだして、よりよい道路にしていく必要があります。