道府県議会選挙スタート

きのう電話で「投票はしたくない」という人がいました。
聞くと先月の震災で親戚を亡くしたということでした。対話では、こんなときに政治家は何をやっているのかと怒っていました。

震災後の私自身の活動、募金や相談活動を説明したのですが、どうも納得がいかない様子でした。

震災後、自粛で経済の停滞が心配されるという論調が日々増えていると感じます。
首長の政治戦はすでにスタートしていますが、道府県議、政令市の議員選挙は今日から始まりました。四年間の地方政治を決定づける政治戦です。

政見を堂々と訴えるのが、わが党の立場です。
ある新聞が震災を理由にした「選挙自粛」の動きについて「大震災での選挙の自粛 小手先の人気取り策 必要な権利と義務の遂行」と題して、「選挙をパフォーマンスととらえる立場では、自粛は当然の結論だ。だが、選挙はパフォーマンスではない。・・・言うまでもなく民主主義の根幹で、選ぶ側も選ばれる側も権利と義務の行使の機会だ。選挙の自粛は、選挙をパフォーマンスと認めるのに等しく、選択権をおかす暴挙でしかない」と明快です。

縮こまってはいられません。
それにしても制限が厳しくて、やれるべきことができません。