がんばれ「いわき」

議会と知事選が終わり、被災地へ支援と調査に行きました。
原発でも風評被害が激しい「いわき市」です。
常磐線はようやく、前日から「いわき」まで開通したのですが
各駅停車で、しかも、前日の震度6地震で、間引き運転です。
東京駅発のバスで行ったのですが、勿来からいわき中央までの高速道路は、前日の地震
通行止めとなり、一般道路での振り変え輸送となりました。
茨城県は、すでに屋根にブルーシートや雨漏り対策をしている家が多く、震災のつめ跡が
みてとれます。


いわき市でも完全に倒壊した、家屋があります。


液状化も深刻です。葛飾での地震対策は、やはりどう家屋の倒壊と火災を防ぎ、かつ、
液状化対策にあると思います。


しかし、いわきの小名浜には津波の被害も甚大です。がれきの山が築かれていました。
マリンパークは営業停止なので立ち入れませんが、海岸背から100メートル以上離れた、
流されていない家には、高さ2メートル以上の水の跡が確認できました。


地震による被災、液状化津波原発事故と被災者は困難を極めています。
駅前の電光掲示板です。ラジオ放送が流れており、給水車や炊き出しの情報を流していました。
駅前は、一見、何もなかったのように鉄筋コンクリートの建物が立ち並んでいますが、被災地
であることを実感しました。
前日には97%の地域で水道が復旧したそうですが、前日の地震で、またもや、水道がストップしているとのことです。この日、二時ごろ、震度6弱地震があり、正直言って驚きました。
その影響で、常磐線は完全に止まってしまいました。
帰りのバスは、通常3時間で東京に帰るのですが、一般道が渋滞し、5時間近くかかりました。

復興と普通の生活に戻るのには、たくさんの困難がありますが、「がんばろう」と支え
合わなければならない時です。