独立

ホセ・マルティ氏といってもあまり日本人には、なじみがありませんが・・・。
キューバ独立の父とよばれ、ラテンアメリカでは、独立と主権の象徴的な人物としてあまりにも有名かつ尊敬されている方です。
中国でいえば、孫文とほぼ同世代で、同じように建国の父として尊敬されている人物です。

今日、5月20日キューバ独立記念日です。1902年のことでした。
コロンブスカリブ海の島をインドとまちがえて、西インド諸島などという名まえをつけたことは有名ですが、厳しいスペイン人の支配とたたかい、その後、米国の保護国となったキューバのホセマルティは、1895年に独立戦争のさなか亡くなり、独立は達成されます。

しかし、米国の苛烈な支配は続き、傀儡政権が続くのですが、1959年、ついにカストロやチェゲバラたちがバチスタ政権を倒し、革命がはじまりました。

わが国では、沖縄になぜあれほどの基地が押し付けられているのか、米国の都合のいい外交政策しか取れないのか、ましてや原発政策の推進にしても、その後の対応にしても・・・本当の独立国なのかと疑う人は私だけではありません。

やはり、形は独立していても本当の独立を勝ち取るのには新たな変化が必要なのではないでしょうか。