独立・その二

 「グァンタナメラ」という動画を貼り付けました。大好きな曲なのですが、私には「影」が付きまといます。

 キューバにはグァンタナモという町があり「グァンタナメラ」とは、グァンタナモのお嬢さんという意味になり、巷では、キューバのグァンタモは美人が多いそうです。これを歌にしたそうです。底抜けに明るい南国ムードのこの曲は、「サラ金」のコマーシャルに使われた(?)せいか、日本でも有名だと思います。

 グァンタナモとは、あの有名な米国のグァンタナモ基地があるところです。なぜ、キューバのなかに米国の基地があるのか。きのう書いたプログの1902年の独立の時、米国に永久租借の条件をのまされたのでした。キューバ革命の時も、米国が手放さなかったのでした。

 米軍はアフガン、イラク戦争のとき中東で逮捕した容疑者をグァンタナモ基地に連れてきて、拷問を行っているとアムネスティも告発していました。しかし、米国は、国内法の適用外(米軍法のみが適用)であり、キューバの地で行われていることであると言い訳にならない反論をしています。これが、「人権大国」アメリカだということを告発しなければなりません。

 日本の沖縄も事実上、米国に永久租借されているに等しい、密約があったこともあらかになった今、主権国家ならば、堂々とモノをいえるのが独立国家なのではないでしょうか。
 震災の「オトモダチ作戦」にごまかされてはなりません。