ピアス、刺青・・・

子どもが高校のとき、ピアスをつけるといって耳に穴をあけたことに、そんなことより勉強をもっとしろといったことがありました。

その直後に、反核集会に参加するために、NYに行く機会がありました。米国社会の一部をかいまみてきたのですが、セントラルパークで車いすの少年を思い出します。電動の車いすでフックを倒すとその方向に進むタイプです。その少年は、めいっぱいおしゃれしていたのだと思います。指にはたくさんの指輪、手首にもネックレス、耳や鼻、口にもピアスがたくさんついていました。
子どもへの自身の小言が恥ずかしくなりました。

大阪市長の暴走にはあきれるばかり、思想調査に反省しないばかりか、職員のメールをのぞき、議員にも密告をせまるアンケート・・・わが党議員は、拒否。市長にとっては想定内のことでしょうが。そして、刺青をした職員に「クビ」にはできないから、消せと命令したとか。この人を話題にすること自体がいやなのですけれども・・・。

欧米では刺青が流行していて、普通の人がけっこう普通に刺青しています。NYでは、警官が刺青をしていました。刺青を奨励するつもりはありませんが、個人の趣向だと思います。MRIなどの検査ができなくなるというリスクもありますから、自分自身は、やりたいとは思いません。

個人の趣向は時代の流れによって変わります。権力でそれを押しとどめようとする趣向は異常であり、それより、危険性を感じています。