原発が全部止まった いざ住民投票

さる5月5日、わが国にあるすべての原発が停止しました。政府の「夏の電力不足」や「産業空洞化説」など世論には通用しませんでした。

東京に先立ち大阪市議会で「みんなで決めよう原発国民投票」が議案になりました。市民投票をするかしないかが問われたのですが、維新の会と公明党の反対で否決されました。橋下・維新の会は民主党政権のやり方は批判するけれども原発容認の立場からハードルを少し高く上げるだけを求めているのでしょう。
 
都議会でも必要署名数に達し、「原発都民投票」を実施するか否か六月議会で審議されます。大阪市では、自民、民主も賛成にまわりましたから、東京でも同じ態度をとれば圧倒的多数で採択され都民投票が実現します。石原氏の機嫌をうかがって勇気ある決断ができるか。共産党はブレずに「原発ゼロ」で大賛成です。