ギリシャ再選挙か?

連立協議がまとまらなければ、ルールにもとづいて再選挙がおこなわれるそうです。大統領が最期の試みとして各党に説得を行うのだと言います。

どうなるのかは断定はできませんが、民意は二大政党が行ってきた緊縮策=新自由主義的解決策には「NO」の審判が下されたのですから、緊縮策から方針転換をするのが当然の流れなのでしょう。各政党がかかげた公約を守るのは民主主義にとって生命線でもあります。

けさのNHKのニュースには、あきれてしまいました。フランスの大統領選挙の結果やギリシャでは、再選挙になる可能性があることを一言「混乱」が続いているとしめくくりました。各国の選挙の結果を「混乱」などと決めつける態度は傲慢極まりなく、干渉的ないやしい態度だと思います。

混乱しているのは我が国のほうではないのか。公約違反の民主党政権原発問題の右往左往、これはそれなりに報道されていますが、大阪維新の会の「家庭教育条例案」問題、橋本市長の公約違反問題など全く報道しようとしない、それどころか原発をどう生きのばすか陰でコソコソしている大阪市長を「反原発」市長と描き出すマスコミは、堕落しているとしかいいようがありません。

骨の髄にまでしみこんだ「新自由主義」から発想の転換が必要な時です。