9.9沖縄県民集会

人口140万人の沖縄県で、10万人が集まり、普天間基地の撤去、オスプレイの配備反対を表明しことは、大きな意義のあることだと思います。

人口で単純に係数をかけると、東京では90万人から100万人が集まり、住民の意思を表明したことになります。

この切実な声に耳を傾けるどころか、米国のいいなりになって、配備のために着々と準備をすすめる政府。

地元に沖縄出身の方がいて、大戦の地上戦を体験した方なのですが、「政治家はもっと勉強して欲しい」と言っておられました。これは重たい言葉だと思うからです。幼い未成年にも手榴弾を押し付け、玉砕だの、押し付けた当時の「軍」になんの正当性があるのか。この歴史に、まともに向き合わない勢力に、隣国との正常な外交ができるのか。

自民、民主はそれぞれ党首選挙ですが、誰になってもこの立場は変わらないでしょう。マスコミに「これでもか」と持ち上げられている維新も米国との同盟関係を八策にかかげ立場は変わらない。ようするにマスコミに振り回されて、二大政党か第三極として持ち上げられた維新を選んでも何も変わらない、それどころかもっと悪くなる、・・・大阪での実験はそのことを物語っています。

沖縄でなぜ、こうした集会が行われているのか、まともに伝えるべきです。マスコミは、維新の「提灯持ち」に徹するというおかしな立場を反省すべきです。