チリの9・11


キューバカストロ氏とともに写っているのがチリ・アジェンデ元大統領です。

ニューヨークの9・11から11年たちますが、あのような悲劇を繰り返してはなりませんし、米軍が中心になって、アフガンとイラクの政権に干渉し大義のない戦争を起こしたことも批判されるべきです。

1973年9月11日、チリ・アジェンデ大統領ら歌手のビクトル・ハラなど数千とも数万ともいわれる当時の共産党員や大統領を支えていた左翼の国民が殺害され、クーデターが行われました。

これには、中南米を米国の「裏庭」扱いして、強権的な干渉政策であり、CIAも深くかかわってきたことも指摘されています。

このクーデターを主導したピノチェトはチリをさり、民主化、米国言いなりと決別した政治が行われています。この歴史も決して忘れてはならないし、許してはならないと思います。