広島高裁につづいて岡山支部でも去年の総選挙が違憲状態であるだけではなく、「無効」と断罪しました。当然の判断だと思います。
政界が右往左往しています。自民党は「0増5減」最優先だとか、民主党は自ら賛成した「0増5減」では不十分だといい始めました。
どちらも、また、その他の野党も「ゆ」党も小選挙区制が断罪されていることに目をつぶっています。マスコミ報道もそうですね。
いくら微調整しても小選挙区制は不安定で、選挙のたびに選挙区を変えなければならなくなるという矛盾を持っています。何よりも民意を反映せず、死票を多く生み出すという致命的な欠陥を持っています。
選挙制度の最大の改革は、小選挙区をやめることなのではないではないでしょうか。
