狭小アパートの異常

先日テレビで東京の狭小アパート物件を特集していました。普通のマンションを改造し、リビングバストイレは共用スペース、八畳ほどの部屋には、上下6室のカプセルホテルみたいな空間に収まるという仕組みです。池袋駅から5分という好立地とはいえ、家賃35000円水光熱費10000円、2DKのマンションですから、45000×6室×2部屋で月に合計54万円稼ぎ出す・・・新手の貧困ビジネスだと思います。

ひどいのは、テレビがこれを肯定的に報道していたことです。ネットカフェ暮らしから足を洗ったなどと。

北京や上海への出稼ぎ労働者が窓もない部屋で暮らしていると批判的にさんざんやっていますが、それ以下のところだと思います。ほんとにウサギ小屋のようです。

新宿の安アパートが火事になり、死んだ人の多くが生活保護受給者だった・・・記憶に新しいのですが、何らかの規制が必要なのではないかと思います。