日中首脳対話

長らく実施されなかった日中首脳対話の環境が整いつつある。
しかし、対話を実現するために「異例の」共同声明が発表された。
その共同声明は、玉虫色にもとれる表現がちりばめられている。

私は、それでも良いと思う。
中国に迎合するなという人もいるが、外交とはそれも(玉虫色ともとれる表現)含めて外交なのだろうから。

しかし、お互いに手足をしばられることも自覚しなければならないと思う。

日中の関係が冷え込んで、草の根交流にも影響が出た。葛飾区と北京市豊台区との交流も停滞していたからだ。こういう時こそ草の根の交流が求められているのだと思う。