辺野古問題で官房長官の暴言

野党が憲法にもとずく議会招集権を行使し、臨時国会の開催を求めているというのに、政府与党は開催を拒否している。これ自体が憲法違反である。戦争法の強行という憲法違反をやったことによって、ますます、権力者のおごり高ぶりが増長している。

11月10日、衆議院が、翌日参議院で質疑が行われたが、これまたひどい。衆議院ではわが党議員が、沖縄辺野古へ米軍基地建設に手続き上の瑕疵があると判断した県知事に対して、行政不服審査請求を申し立てるとしている。行政不服審査請求というのは、行政の決定に対して民が抵抗する手段だ。だから、国は「私人」として県知事を訴えるというせこいやり方だ。

辺野古の三地区にカネをばらまくことも批判を浴びている。官房長官は「デモがうるさい」といったが、わが党議員は、「夜中に資材を運ぶのが悪い」と糾弾した。
抵抗活動が行われているキャンプシュワブ付近には、民家などない。私は、行ってきたからよくわかる。国会でウソつくのは見苦しい。