トマホーク59発

4月7日、中川中学校の入学式が終わり、家でテレビのスイッチを入れたら、米軍がシリアの軍事施設等を爆撃、間もなく、トランプ氏の声明が発表されると大騒ぎになっていた。

その後、爆撃とは、海上の米軍艦艇から発射されたトマホークだという。

国連では、毒ガス兵器が使用されたという事態を各国が協力して解明しようという矢先に、単独で攻撃とは許されるものではないと思う。もちろん、毒ガス兵器の使用は国際法上も許されることはない暴挙であることは間違いない。

「正義のために戦う」と息巻く御仁だが、ISから奪還した地域のシリア軍の壊滅的な打撃では、結局、ISに利することになりはしないか。イラク戦争が、今日の中東の危機を作り出したのが米国であること、その反省もなく、息巻くのは危険すぎる。