核兵器禁止条約が国連で可決

6月20日の区議会最終本会議の議事日程が協議された議会運営委員会理事会で、8月に広島、長崎で行われる被爆72周年の祈念式典に代表派遣する議員の確認と議長名の声明文の協議が行われました。

去年と今年の最大の違いは、核兵器禁止条約が国連でついに可決したことです。たしかにその時点では可決していませんでしたが、広島、長崎の両市長が核兵器禁止条約の締結を毎年繰り返しアピールしてきました。

マスコミの報道でも可決は間違いない情勢でしたので、私はこの条約の重要性と共に本区の声明文にもその趣旨を反映させるべきと主張しました。

しかし、自公の理事が「可決したら、来年検討すればよい、事務局が用意した文章でよい」と私の提案は拒否されました。米国との同盟関係を第一とし、核保有国とともにこの条約に署名すらしない被爆国としてあるまじき政府を擁護しているのでしょうか。