ノーベル平和賞授賞式

iCANという核兵器禁止条約締結の推進力となったNGO組織が、ノーベル平和賞を受賞し、その関係者が授賞式のオスロに集まりました。
どの方のスピーチも心にしみる素晴らしいものでした。

被爆者のサーロー節子さんは「核兵器は必要悪ではなく、絶対悪」、広島市長は、「核の傘はイリュージョン(幻想)」、被爆者団体協議会の田中さんは、「なき仲間に誓う」、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏は、母が被爆者であることを明かし「喜びをナガサキと分かち合う」など。

保有国と北朝鮮、日本政府など、この条約を拒否する勢力の言葉がつくづく軽々しいものだと思うのは、私だけではないと思います。

北朝鮮核武装を「国難」といって、巡航ミサイル配備やこれまでにない兵器の購入に走り、対話の意思のない政府はやはり有害でしかありません。