リニア巨大談合事件

「世紀の巨大プロジェクト」と言ってきたが、「世紀の巨大談合事件」に発展しつつある。大林組鹿島建設大成建設清水建設の4社が談合をしていた疑いが濃厚になりつつあります。

民間会社のJR東海がやっていることをいいことに、JR東海は情報開示をしていません。しかし、このリニア中央新幹線計画は民間会社がやる形態をとりながら、安倍首相は「国家的プロジェクトだ」と言い、3兆円の公的資金財政投融資を投入し、税金も負けている。「民間会社がやっていることだ」とすまされる話ではありません。

日本共産党は、環境破壊、電力の浪費、全く道義のない事業だとリニア中央新幹線計画に反対してきた。少なくとも、こういう事態が明らかになった以上、政府は、工事を中止させ、徹底的な真相の解明のための責任を果たす必要があります。葛飾区は、このこうじから排出される産廃を利用して、新小岩公園の高台化を目指しましたが、その道義的責任も免れません。