テレビ朝日のからくり

 地元木根川町会の新年会に自民・平沢代議士が来ていました。いつものことではありますが、普段と異なっていたのは、テレビカメラがついていたことでした。聞いてみると、テレビ朝日のクルーだとのことでした。

平沢代議士のあいさつを録画し、その後のわれわれ区議会議員のあいさつはテレビカメラを休ませていました。わたしは平沢代議士が帰るとテレビカメラも帰ると思っていたら、テレビ朝日は帰りませんでした。デレクターのようなインタビュアーが、町会長に自民党をどう思うかと尋ねていました。町会長はいろいろ答えていましたが、翌日のテレビ番組でその模様が映し出されました。平沢代議士が、今の自民党に対する危機感をつのらせているあいさつの後、町会長が、「自民党もしっかりしてもらわないと」という部分だけが映しだされました。



 民主と自民の二大政党が切磋琢磨してもらわなれば、民主主義が成り立たないなどとコメンテーターがのべていました。都合のいいようにつくっているなと思いました。テレビ朝日のインタビュアーに私はいいました。

 この町会には、自民党の区議は、16年前からいないんですよ。ここにいるのは、公明党と無所属、私は共産党です。

 

 それでも無理やり自民・民主の二大政党を描こうとしている、明日から始まる党大会決議案では、マスコミのこうした世論誘導についても批判を加えています。真実を伝えないマスコミは堕落しているといわなければなりません。