パニック

現在の東京は、一種のパニック状態にあると言ってよいと思う。
スーパーでは、品物がなくなり、ガソリンを補充するのも困難だ。

電車は来るか来ないかわからず、出勤も帰宅も困難になっている。計画停電も首都圏の直接被害がなかった地域に混乱をもたらしている。

原発の事故も深刻、最悪だ。

日本共産党はこんな状態では、被災地だけではなく、一斉地方選挙を延期するべきではないかと提案したが、これまでの動向では、選挙の延期は、甚大な被災地のみとなる見通しだ。
これは党利党略ではなく、四年間の任期の首長や議員を選出するのに、今の状態でいいのかという率直なものとご理解いただきたい。
身近な区議選や市議選になれば、なおさらである。選挙事務所が停電しないか、選挙カーのガソリンは確保できるのか。というより被災地で大変な思いでいる被災者のために確保すべきではないかという思いもある。
ましてや、わが党は企業団体からの献金は一切いただかないので、国民に依拠して募金に頼っていますが、いま、一円でも多く被災者に贈りたいのは、募金をする側ももらう側も同じ思いだからだ。

子どもの高校では、卒業式が中止になった。
来月は進学するのだが、国立市までの通学が大丈夫か心配だ。
上の子は、就職だが、やはり武蔵野市まで通勤しなければならない。同じく、心配だ。