タタミオモテが見直されている

ニュースを見ていましたら、節電の夏、タタミオモテ、ござが見直されて、生産地でも24時間体制で生産、都内のデパートでも前年比5割増しで販売されているそうです。

たしかに、我が国の住宅もフローリングが主流になり、畳のない間取りも見受けられています。
旅行で三食中華料理でも平気な私ですけれども、家に帰り、ほのかな畳の香りがすると、ホットします。やはり日本人だなと実感するものです。

しかし、このタタミオモテも中国等からの輸入品が増えています。
民主党政権が主導するTPPは、この日本のタタミオモテを守るためにも断念させなければなりません。
議会の視察で、帯広市に行きましたが、市役所近くの農協事務所には、TPP絶対反対の看板、横断幕が掲げられていました。ごあいさついただいた市議会議長さんも、帯広市は、「人間より牛のほうが多い。食料を人口で消費する分の2000%生産している。つまり、食料の生産で町が成り立っているということです。TPPによって、その土台が失われることへの危機感とも受け取れました。

食の安全と自給を守り、発展させるためにも、これまでの延長戦ではない、発想の転換が求められていると思います。