第53回自治体学校

今年は、奈良で開催されました。
記念講演は、「憲法どおりの日本社会をつくる」と題して、神戸女学院大学教授の石川康宏氏が、二日目の分科会は、「再生エネルギーの可能性」でドイツやデンマークで再生可能なエネルギーを拡大しているだけではなく、過疎化していた農村にも活力がよみがえって新たな自治が始まっている例、なかでも設備を設置するとき電力を買いとる仕組みが法整備されていることが、爆発的に制度が広がっているきっかけとなっていることが紹介されていました。

原発に頼らない国づくり・地域づくりの大切さをあらためて学びました。


全体会の会場のとなりは興福寺で、このあたりから、かわいい、でかいヤツはちょっとこわいシカがむらがっています。シカせんべいを買った御嬢さんは、むらがるシカにひびりまくっていました。そこへ、シカせんべい売りのおばちゃんは、ほうきでシカをしかりつけて追っ払おとしていました。
奈良のシカは、神様の使いとして大事にされ、保護されているというのですけれども、現実とのギャップに戸惑ってしまいました。観光は奈良の大事な産業です。奈良は何回もきていますが、こんなに観光客の少ない奈良ははじめてです。外国からのお客様も敬遠されているのでしょうか。
シカせんべい売りのおばちゃんとしては「お客様こそ、神様」なのかなと思いました。