バルセロナ

 先の文教委員会で、FCバルセロナのオフィシャルサッカースクールを誘致したいとの報告がありました。水元公園の多目的広場に夜間照明施設などの関連施設も設置したいとのことです。関係団体との協議が整っているのか、特定の団体に税金が投入されることに区民の合意が得られるか、調整にもっと時間をかけるべきでは・・・いろんな意見が出ました。それぞれの発言に理があり、丁寧な説明が必要だと思います。私も手続き論について質しました。
 「バルセロナで闘牛が禁止」という新聞記事を読みました。スペインといえば、闘牛とフラメンコ・・・日本人にありがちな思い込みです。動物愛護団体から残酷だという声による決断だそうです。バルセロナ人は、独自のカタルニャ語をつかっています。これがスペイン語とはかなり違う言葉で難しい。フランコ時代は、公式の場ではカタルニャ語の使用が禁止されていました。文化の違いは尊重されるべきです。青木区長は、サッカースクール誘致の手紙をバルセロナに送付しましたが、資料によれば、英文でした。スペイン語でもなく、カタルニャ語で出すべきではなかったのか・・・。本当に真心を「パルせロナ」にとどけたいのならば。
英語は便利な言語ですが、国際化が英語を使用することと考えるのは思い違いだと思います。