シエスタ

シエスタとは、南欧中南米、一部東南アジアの習慣で、昼食後の昼寝のことです。
スペイン、ポルトガル大航海時代、世界を席巻した時代に広まったというのが定説です。

毎日の習慣で、さすがに都市部ではシエスタをとれず、我が国と同様に一時間程度の昼休みというのが一般的になっているようです。しかし、商店やレストランなど2時から5時ごろまでクローズしますが、休憩時間は、一時間でその他の時間は、内部の仕事をしているのだそうです。

しかし、地方ではシエスタは生活の一部として根付いており、そんな習慣がうらやましいと思っていました。最近、読んだ本で、これがとんでもない思い違いだと気づかされました。私と同じ思い込みの人もおおいいのではないかと思います。
というのは、たしかにシエスタとは日本人からすると遅めの時間に、ゆっくりと昼食をとり昼寝をするのですけれども寝る時間は、ふつう15〜20分寝るのがふつうで50分以上寝ることはないというのです。そこでシエスタの習慣のある国の方に聞く機会がありこのことを質問しました。
シエスタは毎日の習慣で、昼食のワインもせいぜいコップ一杯、泥酔するほど飲むのはとんでもない「アル中」だというからです。たしかにゆっくり食事をして20分程度横になる、一時間から一時間半ていど休むのがシエスタだということです。

毎日三時間も食って寝ていたら、仕事も成り立たないし、夜寝られないよ、とのことでした。
そりゃそうですね・・・世の中そんな甘くはないですよね。