放射線「汚染状況重点調査地域」の指定に葛飾区も

先の19日、環境省福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染で東日本の102市町村を「汚染状況重点調査地域」に指定しました。

新聞報道で葛飾区は、申請を見送ったとも報道されており、多くの区民が疑問を投げかけています。

そこで、葛飾区の担当者からその事情について、質問をしました。
調査の方法や補助の内容もあいまいで、区民に説明がつかない・・・新聞報道でも同様のことが書かれていましたが、たしかに、国の方針があいまいであることが説明でよくわかりました。

しかし、独自の方針をもち、調査をし、除染を実施するために全額国庫から支出される可能性も十分にあるし、区民の安心のためには、国庫支出の対象にならなくても意義のあることだと思います。しかも、現在、区が実施している除染の対象を毎時1マイクロシーベルトから0.23マイクロシーベルトに下がるのですから。

わが区議団は、22日、環境省にたいし葛飾区も「汚染状況重点調査地域」に指定するよう求めることを要望書にして提出しました。