柳条湖事件

柳条湖事件は、旧日本軍が自作自演の謀略で起こした事件で、これをきっかけにして「満州国」というカイライ国家をつくった忌まわしい事件です。中国人がいまでも我が国を非難するのは仕方ないことだと思います。

だから、尖閣列島は中国領だとする主張もましてや、暴力で日系企業や店舗を破壊することは許されるものではありません。

葛飾区議会でも、「尖閣に香港活動家が上陸」「李明博大統領の竹島上陸等」の決議が提出されました。わが党は、その内容が、非難合戦にエスカレートしているなどとして、独自の外交努力で解決することを求める代案を示したのですが、各党が譲らず、当初の原案を採決することを求めました。したがって、わが党はこの二つの決議に反対の立場を表明しました。

外交努力で理を尽くして交渉する・・・あたり前のことですが、どちらの問題でも日本政府は、理を尽くして外交努力をするどころか、問題をこじらせる対応をしてきました。そして今、政権外にいる自民党総裁候補はみな、責任がないので言いたい放題です。政府も自民党総裁候補も共通しているのは、過去の過ちに真摯に立ち向かうのではなく、ふんぞり返った傲慢な態度です。