宦官

浅田次郎氏の『蒼穹の昴』(そうきゅうのすばる)という本が整形外科の書棚にあり読み始めています。

主人公が宦官になって、西太后にお仕えし、清朝の末期から中華民国建国の動乱の時代に生きたという小説です。

まあ、宦官といえば、去勢した人だということぐらいは分かっていましたが、読み進めていくとこれまた、驚きですね。明朝のころには巨大なヒエラルキーができていて、すこぶる権力をふるっていたのだそうですね。

明代の鄭和といえば、巨大な船団でアジアからインドアラビア、アフリカまで調査をした軍人で知られていますが、その鄭和も宦官だったとのこと。なんだか信じられないですね。