マイナス7.1ポイントの怪

今年、4〜6月期のGDP年換算で、速報値として8月にマイナス6.8パーセントと報じられたが、このほどマイナス7.1パーセントと下方修正された。

背景にあるのは、GDPkの6割を占める個人消費が、5.0パーセントマイナスから5.1パーセントマイナスに修正され、年率換算19パーセントのマイナスで過去20年で最大の落ち込みとなった。

これでも、安倍政権は想定内だというのか。いよいよ、アベノミクスの破たんはあきらかなのではないだろうか。こんな状態で、10パーセントへの増税が行われれば、庶民の生活に更なる打撃となることは間違いない。

マスコミ、政府筋は、いろんな数字をもちだして言い訳しています。葛飾区の区長も現状を「(政府の)経済対策の浸透などにより、景気の回復基調が続くことを期待」では、ごまかされているのではといえないか。