ジャーナリストの使命は

私も若い時、ジャーナリストになりたいという漠然とした気持ちはありました。
しかし、能力がなく、後藤健二さんのようにはなれませんでした。

過去の戦争、とりわけベトナム戦争では、勇気あるジーナリスト、ロバート・キャパ氏や石川文洋氏などの一枚一枚の写真が、世界の世論を動かし、平和を求める世論を喚起しました。

後藤健二さんは報道で知る限り、立派なジャーナリストとして活動していたと思います。しかし、殺害されるという残念な結果となりました。

これらのジャーナリストの意思は、究極的には、真実を世界に知らせる勇気だと思います。そのジャーナリストに「個人責任」といわしめる我が国のジャーナリズムに違和感を覚えます。しかも、変な「ジャーナリスト」の米国のイラク侵略に無反省な言動を繰り返し、本質をすらす発言を繰り返し、安倍政権を擁護しています。これは、リスクのないジャーナリストによる無責任な恥ずべき発言です。

わが国民のやるべきことは、我が国が武力行使の拡大ではありません。ISを封じ込める理性のある対応でなければならないと思います。その観点は、米国がすすめ我が国が支持したイラク戦争が「侵略戦争であったという反省」が大前提だと思うのです。そうしなければ、真面目な交渉ができないのではないか。