マイナンバー施行

日本共産党は、法案に反対し、その後も警鐘を鳴らし続けてきたが、運用がついに開始された。まずは、各家庭に書留が届き、そこに12桁の番号が振りつけられ、その後、マイナンバーカードがほしい方は、申請すれば取得できます。

日本年金機構から125万件の社会保障番号の流出事故があり大問題になったことは記憶に新しい。しかし、この件も十分に検証がないまま、開始に至ったわけだ。
マイナンバーは、これまでの住民基本台帳の名、性、年齢、住所の四情報に加え、社会保障の手続き関係、国税地方税、災害対策事務を捕捉し、管理しようというものです。さらに今後、健康保険や預金とうの情報も統括し、国民を管理下に置こうというものです。

財務省主導の消費税軽減税率分をこのカードで管理しようという案が出されましたが国民の非難の前に一蹴されてしまいました。重要個人情報の詰まったものをいつも財布に入れておくのはあり得ないと思うのですけれど。年金手帳や印鑑登録カードをいつも持ち歩いている人など聞いたことはありません。

運用は開始されてしまいました。しかし、私は個人的にカードは作るつもりはありません。マイナンバーは、大事なところに保管しておこうと思います。