PM2.5 超微小状浮遊物質

 今月、葛飾青空の会の総会がありました。東京大気汚染裁判の原告を支援し、和解によってぜんそく患者等の医療制度をつくらせ、現在も制度の改善や環境問題に取り組んでいます。

PM2.5 超微小状浮遊物質が、当時から大気汚染の原因だと指摘していましたが、その時はまだ知名度が低く、これを有名にしたのが、中国の大気汚染でした。

現在、我が国の大気汚染の原因は、中国から飛んでくる物質のせいだという人がいますが、学界では、我が国のPM2.5の発生源は、国内の自動車や船舶の排出物だとされています。しかし、権力をもつ政治家は学者のいうことに耳を貸さないようです。

しかも、都内の大気は国が定めたPM2.5の基準を上回っているのが現状です。これ自体がニュースにならないのが不思議です。国民の健康と自動車製造の大企業の利益と土地らが大切なのか、厳しく問われています。