温泉天国

正月休みに東欧へ行きました。ドイツ・フランクフルトから入国し、プラハブラチスラバを駆け足で回りました。どちらも絵にかいたような中世のたたずまいでビールもたくさんいただきました。両国は、水よりビールのほうが安いという、これまた私にとってはありがたい国でした。この旅行の最大の目的は、ハンガリーブダペストで温泉に入ることでした。初体験は、ローマ時代に掘り当てられたという歴史あるルカーチ温泉でした。日本の温泉とは異なり、水着着用の混浴です。着替えの方式が日本と異なり戸惑いました。料金を支払うと手首につけるバンドを渡され、それがその後のサービスやロッカーのカギになります。しかし、着替えるところにロッカーがあるのではなく、キャビンといわれる個室で着替え、洋服と荷物をロッカーにしまうという方式なのです。一番驚いたのは、若い美女が大半であったことです。温泉は美容に良いとのことで、ある意味当然のことかもしれません。ガイドブックには、痴漢がいるから気をつけろとかゲイが多いから気をつけろとか書いてありましたが、実際は全く違いました。女性とサウナに入るというのも初体験でした。温泉付のスパホテルにも一泊しました。部屋からバスローブを着たまま温泉に入れるのは、日本の温泉でゆかたを来て湯船につかるというのは共通しています。ただし水着着用です。ブダペストは最低気温マイナス10度、最高気温も0度以下という極寒の地であり温泉で体をあたため、心が癒されました。