危機管理

参院選自民党から出馬を予定していた乙武氏の不倫が週刊誌に暴露された。
これ自体非難されるべきことである。

しかし、テレビ各局はベッキーや宮崎前議員のときとは大きく異なり、同情論までたれながしたことを批判しているジャーナリストもいる。「障害者だから」という刷り込みで容赦することはできない大問題である。この事件で多くの障がい者がいわれのない非難を浴びせられており、乙武氏のこの度の行為は許しがたいことなのだ。
乙武氏が様子見でまだ立候補を断念していないとも伝えられ、その真偽はわかりませんが、テレビ局の対応は、自民党への遠慮があるのだとしたらそれ自体大問題だ。

さらに、週刊誌では、乙武氏の妻にもインタビーで謝罪させている。一番の被害者は妻なのになぜ謝罪なのかが問われている。立候補に意欲をみせ、この状況を収拾させるためのものだとしたら大失敗だ。妻を謝罪させていることに炎上しているからだ。

自民党はこの問題が逆に都合が悪いと判断した時点で立候補させないだろう。そうした対応もまたこの党の国民に対する思想が如実に現れている。最悪の危機管理だ。